Blog公式ブログ

カテゴリー
サックスの豆知識
投稿日時

コムソウ哲学 その③  音色編

日本人に特に言える事じゃが、音楽や他人の演奏を聴いた時、『上手い』とか『下手』と言う評価しかあてがわない者が圧倒的に多い。

 

音楽・演奏に対しては、『楽しい』とか『綺麗な音』とか『解らない』とか本来色々な表現が可能なのに、
何故、上手い・下手 ばかりを気にするのか!?
これはつまり芸術鑑賞能力が乏しいから、技術面の評価くらいしか出来ないという事に他ならない。

 

つまり、オーディエンスとしての文化レベルが低いのじゃ。
サックスをご自分で演奏しようってみなさんは、こんな事ではマズイわけじゃな。
じゃから、まずは『音色』と言うものに徹底的にこだわって頂きたい。

「なんちゅうええ音や!!」
「あの人にしか出せへんなぁ、あの音は!!」

と言われる位の音色を目指されては如何か!?
サックスに限らず、楽器の命はまず『音色』じゃ♪
これがまずいと、何を吹いても不快なモノしか出来てこない。
音色づくりの上で最も重要なのは、目指したい音色のイメージを明確に持てるようになる事じゃ!
それには沢山ライブを聴いたりCDを聴いたりして耳を肥やし、
こんな風な音が好き、目指したい、というお手本プレーヤーを見つけることから始めると良いのじゃ。

 

見つけたら、次はいったいどのようなセッティングでどのような吹き方をすれば、それに近付けるのか!?
という具体的な練習法を見つけていかねばならん。
しかし、独学ではかなり遠回りになるか、ウッカリ誤解して妙な癖が付く場合が多い。
門下生の皆さん方は、音色の目標イメージが固まったら、遠慮なく拙僧にご相談頂きたい。

幸い、音色と奏法・セティングについては人一倍研究済みなのじゃ。

虚無僧 .COMSO SAX SXHOOL © .comso sax school.
このページのトップに戻る