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数のマジックを暴くサックス吹き

野菜の摂取制限に絡んで、放射線量の解説をテレビ等が頑張っておるが、騙されるなよ!
ハッキリ申して詐欺的である
 
「対象の小松菜100グラムを、10日間食べ続けたとしても、通常自然界から受けている放射線量の半分である。」
だから安心して食べてねってな解説なんじゃがな
 
まず、『通常の半分の量を小松菜のみから摂取してしまった』とするなら、その年は本来自然界から浴びてる量に小松菜の分を足して、例年より1.5倍を浴びてしまった事になるじゃろが
しかも、他の野菜を考えに入れずに小松菜のみでこの結果じゃ!
それでも例年より1.5倍なのに、半分かのように錯覚させる言い方のマジック
 
さらに 10日しか食べなかったらこの数字じゃが、20日食べた人はどうなりますかね
小松菜のみで、一年分と同量を浴びちゃってるわけじゃから、通常自然界からの分を合わせると二倍浴びた事になりますよ。
では、30日以上食べた人はどうなりますか
そもそも、年間に10日間しか小松菜を食べないなんて言い切れないし、それが100グラム以内かどうかも判らないし、その他の野菜の濃度も全般的に上がっておるので、普通に摂取し続けてたら、これまでの10倍~数10倍の濃度を浴びて行く事になっちゃうんですよ
それでもすぐに人体に影響が出るわけじゃ無いんでしょうけどね。個人差は有るでしょう。
だって、放射線治療やレントゲンを沢山受けてる方々もありますから、その方々が更に多くの被曝をするとなるとねぇ…。
 
いずれにせよ、原発の放射線量を解説するときもそうじゃったが、『一年間の量』と『一時間の量』を同じテーブルで比較したり、一年間と10日を比べたり、まったく非科学的である!
その上に、本来『それらを合算して年間の被曝量とせにゃならん』のに、分けて比較するところが、なんとも詐欺的なんじゃよ
 
日本国民は、相当数字に弱い国民じゃと思われておるのかな 
 
 
ていうか、原発由来の放射線と自然界の放射線は質が違うじゃろ?
そもそも同列に比較すること自体がおこがましいわ。
虚無僧 .COMSO SAX SXHOOL © .comso sax school.
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